2025年7月22日
7月10日〜14日、日本から飛行機で約7時間の「マレーシア」へ、静岡への関心や日本文化についての調査の旅に行ってきました。
今回はそのレポート第2弾!

メインイベントは、なんとマレーシアで49年もの歴史を誇る「盆踊り大会」への参加です!
このイベントの始まりは1977年。当時現地に駐在していた日本人の子どもたちに、日本文化を体験してもらおうとPTAが主催した小さなイベントだったそうです。それが今では、何万人もが集まる一大イベントに!👏
今年から会場が新しくなり、クアラルンプールの巨大ショッピングモール「サンウェイシティ」に隣接したエリアに変更されたとのこと。

さて、いよいよ盆踊りの開始時刻が近づき、日本から持参した浴衣に着替えて準備万端!
会場に近づくと…なんと、入場待ちの長蛇の列!
「まさか…?」と思いながら近づくと、やはり会場入場のための列でした。とんでもない人気ぶり!
約20分並んでやっと会場に入ると、そこには日本のお祭り会場そのままの光景が広がっていました。
提灯が照らす夜の会場、良い匂いのする屋台、浴衣のレンタル屋さん、そしてお祭りグッズを売る店の数々。日本からそのまま持ってきたかのような賑わいに、とても驚きました。
さらにメインステージには、紅白の幕で飾られた盆踊りの舞台まで!
ここまで忠実に日本の夏祭りを再現していることに、驚きと同時に大きなリスペクトを感じ、胸が熱くなりました😭

盆踊りが始まるまでの間、会場内を一通り見て感じたことは――
若い来場者が多い
現地に住む日本人の姿も多く見かけた
マレーシアの方々も浴衣を着て楽しんでいた
屋台の食事は日本風にアレンジされたものが中心で、本格的な日本の屋台料理は少なめ(ハラール対応の制約があるのかもしれません)
宗教上の理由から会場ではお酒の提供がなく、騒がしい人がほとんどおらず、とても健全な雰囲気
とにかく「お祭りを楽しみたい!」という熱気にあふれた空間でした。
いよいよ、メインステージで盆踊りがスタート!
太鼓の「ドンドン」という音が響く中、浴衣姿の人たちが舞台に登場。彼らはマレーシアにある日本人学校の生徒たちで、日本の文化である盆踊りを広めるために活動しているそうです。
おなじみの盆踊りの曲が流れると、舞台の振り付けを見ながら踊り出す人が次第に増えていきます。
そのうち、歩きながら踊る人の輪がどんどん広がり、気づけば舞台の周りに大きな円が…!
数百人が一斉に踊るその様子は、圧巻でした😳😳😳
マレー系、中国系、インド系、そして日本人など、多様な人々が日本文化を通じて一つになり踊っている光景は、本当に感動的でした。
また、盆踊りだけでなく、和太鼓の演奏や各国のダンスパフォーマンスも披露され、日本とはまた違った魅力のある盆踊りイベントとなっていました。
「盆踊り」という日本文化が、海を越えて異国の地で、こんなにも大切に、そして長く受け継がれている――
49年間続けてくださっている皆さんに、心から感謝です。
そして日本人として、とても誇らしく感じました。
この日、日本の盆踊りがちょっと“かっこよく”思えたのは、きっと僕だけじゃないはずです。
今回のマレーシアでの調査を通じて、マレーシアの人々が日本に対して強い関心を持っていることを実感しました。
なかでも「マレーシア風の日本食」ではなく、「日本で本物の日本料理を食べてみたい」と語る方が多くいらっしゃったのが印象的でした。
もちろん、ハラールの関係で日本の料理をそのまま食べることが難しい方もいらっしゃいますが、
それでも「本物の日本料理」を味わいに、ぜひ一度日本へ、そして静岡へ訪れてほしいと思います☺️

























