2024年8月9日
2024年8月9日(金)令和6年度第2回ガストロノミーツーリズム研究会が、浜松調理菓子専門学校にて開催されました。
今回のテーマは「商人(あきんど)から見たガストロノミーツーリズムと浜松の水産業」。第1部では創業100年以上の水産卸・加工会社「株式会社海老仙」代表取締役の加茂仙一郎氏による講演とパネルディスカッションを行い、第2部は恒例の試食&交流会が実施されました。観光事業者や生産者を中心に、オンライン参加を含めて54名の方にご参加いただきました。
◆第1部 講演
第1部の講演では、株式会社海老仙 代表取締役の加茂仙一郎氏にご登壇いただき、「浜松の水産業」についてお話しいただきました。浜名湖で獲れる魚介類をはじめ、SDGs(持続可能な開発目標)への取り組み、浜名湖における海老仙の活動、そしてもちろん「うなぎ」についても触れられ、加茂社長ならではの浜名湖への深い愛情が感じられる内容となりました。
続いて行われたパネルディスカッションには、加茂仙一郎氏、浜松調理菓子専門学校 校長の友永茂雄氏、静岡県立大学 経営情報学部経営情報学科の大久保あかね教授が登壇。それぞれの立場から、地域の水産業や観光に関する課題や可能性について意見を交わし、活発な議論が繰り広げられました。
◆第2部 交流会
交流会では、「富士の酒」をウイスキー樽で熟成させた日本酒や、廃棄されるはずだったみかんを活用して作られた「青みかんスカッシュ」の試飲が行われました。さらに、お酒に合ううなぎの白焼やエビの食べ比べも提供され、参加者たちは地元の豊かな味覚を存分に堪能しました。
★詳しい研究会報告はこちらから
https://sites.google.com/view/shizuoka-gastronomy3/report1/report6?authuser=0