2025年2月13日
2025年2月13日(木)、静岡理工科大学グループ 静岡駅前キャンパスにて「ガストロノミーツーリズム推進事業事例発表会」を開催しました。当日は満席となる盛況ぶりで、多くの関係者が集まり、地域資源を活用した観光振興への関心の高さがうかがえました。
【内容】
第1部:事例発表会
第2部:意見交換会・交流会(試飲試食あり)
【アドバイザー】
株式会社テーブルクロス 野田昌様
静岡県観光協会 上田和佳様
◆第1部 域発の魅力的な取り組みが多数登場 ― 事例発表会
第1部では、県内6つの団体・事業者によるガストロノミーツーリズムの先進事例が発表されました。各発表では、地域ならではの「食」や「文化」「体験」を活かしたツアーやプロジェクトが紹介され、参加者からは驚きや共感の声が上がりました。発表後には、アドバイザーである野田様、上田様より専門的な視点から講評とアドバイスをいただき、発表者にとっても学びの多い場となりました。
<発表団体とテーマ>
・静岡県立磐田農業高等学校
ガストロノミーツーリズムツアー「磐農生と巡る 食と農の魅力旅」
・FDA
「次郎長の夢」 客船向け有料スタンプラリー
・御前崎らららミーティング
「運だめしの旅」
・江川英龍公を広める会
「江川家の食卓を味わう稲刈り・収穫祭」
・御殿場市観光協会
富士山ごてんば丼プロジェクト
・さわやかツアー
「駿河を食す 苺生産者と巡る旅」バスツアー
◆第2部 地域の味と人に触れる ― 意見交換会・交流会
第2部は、各プロジェクトに関連した「食」の試飲・試食が楽しめるブース形式の交流会。参加者は自由にブースを巡りながら、実際に味を体験しつつ、発表者や他の参加者と積極的に意見を交わしていました。
地域食材の魅力に触れながら、観光と食の掛け合わせによる可能性について語り合う、あたたかな雰囲気のひとときとなりました。多くの参加者から「新たな連携のヒントが得られた」「地域の食文化を体感できた」との声が聞かれました。
本事例発表会を通じて、ガストロノミーツーリズムが持つ地域資源の活用・発信力の大きさを改めて実感する機会となりました。今後も本事業では、地域の多様な団体・事業者と連携しながら、静岡ならではの観光・食文化の創出と磨き上げを支援してまいります。