2026年3月30日
2026年3月27日(金)ヒトヤドホールにて、静岡県の事業の一環として「JIMIガストロノミーシズオカ勉強会」を開催しました。
本勉強会は、静岡の食資源や食文化の価値を見つめ直し、それらを活かしたガストロノミーツーリズムの推進につなげていくことを目的として実施されたものです。県内の飲食事業者や生産者、観光関係者などが参加し、多様な視点から学びを深める機会となりました。
当日は、講師に山下春幸氏(HAL YAMASHITA オーナー兼エグゼクティブシェフ)を招き、「ガストロノミーツーリズム時代における料理人の役割と可能性」をテーマに講演が行われました。
講演では、インバウンド需要の急速な回復を背景に、日本および静岡の食が持つポテンシャルについて具体的なデータや事例を交えて解説がありました。特に、海外から見た日本の価値や、食が観光の大きな目的となっている現状を踏まえ、今後の地域における受け入れ体制や発信の重要性が示されました。
また、「料理人が地域と向き合うとは何か」「素材を“使う”から“読み解く”へ」といった視点の転換や、地域資源の価値をどのように言語化し、体験として提供していくかといった具体的な考え方についても共有されました。日常にある風景や食材を、外からの視点で再編集することの重要性や、不便さを価値として捉える発想など、実践につながる示唆が数多く提示されました。
さらに、静岡が持つ地理的条件や多様な食材、文化的背景といった強みをどのように活かし、持続的な観光やビジネスへとつなげていくかについても言及があり、参加者にとって自らの取り組みを見つめ直す機会となりました。
会場では、講演内容を踏まえた意見交換や交流も活発に行われ、参加者同士が業種や地域を越えてつながる場となりました。今後の連携や新たな取り組みにつながる動きも生まれています。
本勉強会を通じて、静岡の食の魅力をより深く理解し、それを地域内外へ発信していくための基盤づくりが進められました。

本事業は静岡市が推進するガストロノミーツーリズム関連事業の一環として実施され、有限会社Pieseは運営事務局として企画・運営を行っています。











